早期退職して始めたセミリタイア生活が4年目に突入している私です。
地元県で暮らしながら週に二日都内で仕事をしております。
時間はあるセミリタイア民ですのでAmazonプライム・ビデオで映画をよく見たり(B・C級ホラーやSFが好物)。
今回はアリ・アスター監督の長編ホラー映画3作品を一気見。
その独特な映像表現でホラー映画界の新たな旗手として注目されていますね。
①「ヘレディタリー 継承(2018年)」
物語の中心になるのは妻・夫・息子・娘の一家。
妻の母親の死亡を機に引き起こされる一家の崩壊が描かれます。
物語序盤に起こる13歳の娘の死に様が残酷すぎてトラウマものですね。。
秘密主義者であった妻の母親の実態が明らかになるに連れて事態がジワジワと展開して行きます。
ネタバレしちゃうと〈悪魔崇拝〉のお話なのですが、とにかくずーと不穏な空気を纏った画面を嫌ーな気持ちで見続けることになる映画ですw
タイトルにある〈継承〉の意味はラストで明確になりますね。
虫嫌いの方は絶対に見てはダメな映画ですよw
妻役のトニ・コレットはさすがの演技。
子役二人も雰囲気があります。
夫役のガブリエル・バーンはいい感じに枯れてますね。
②「ミッドサマー(2019年)」
物語の舞台は北欧スウェーデンの田舎にある長閑な村。
その村にあるコミューン出身の若者がアメリカの大学の学友4名を村で行われる〈夏至祭〉に招待することで物語の幕は開きます。
その村で繰り広げられる夏至祭の儀式は独特で、次第に狂気を帯びたものであることが明らかに・・・
日本にもよくある〈行ってはいけない村〉の話ですねぇ。
本作が特徴的なのはおぞましい行為が全て白夜の明るい陽射しの下で進行することですね。
白昼の抜け出せない悪夢・・・
人間の恐怖の源となる〈暗闇〉を全く利用せずに恐怖を喚起させるのは見どころかと。
果たして外部の人間が夏至祭に招かれた真の目的とは何か。
本作も嫌な気分にさせていただけますよw
③「ボーはおそれている(2023年)」
名優ホアキン・フェニックスを主演に据えた本作。
極度の不安症を抱える中年男性のボー。
電話で話していた母親が突然怪死を遂げたことを知ったボーは家を飛び出し母親の下に駆け付けようとします。
本作はその家路で起こる悪夢のような様々な出来事を描いています。
まー、3時間弱の長丁場で不条理な現実とも妄想とも言えないものを見せられるのはなかなかに苦痛w
簡単に言えば母子の捻れた愛憎の物語なのかと。
アリ・アスター監督の内面が反映されていると考えると、相当ヤバい人間なのかなw
映画の構造としてはデヴィッド・フィンチャーの「ゲーム」やジム・キャリーの「トゥルーマン・ショー」みたいな感じもするのですが、とにかく本作はよく分からないです(まぁいろいろ意味を見出すことは出来るのでしょうけどね)。
ホアキン・フェニックスの〈鬱〉演技は流石ですのでそれを見てるだけでもいーんですけど。
ご覧になって3時間しんどい思いをしてくださいw
本年2025年12月には4作目となる長編作の公開が控えているアリ・アスター監督。
再びホアキンとタッグを組んだ作品みたいすね。
観に行こかな。
では、また。



