2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、所蔵の小説を読み直しております。
今回は伊坂幸太郎「PK」。
2012年発表作品。
自分と同世代の作家では一番お気に入りの伊坂先生。
発表順に作品を再読してます。
本作は、
①PK
②超人
③密使
と云うタイトルの三つの中編からなる作品集。
なんとも説明が難しい作品集なのですが、些細なことが結果として大きな影響をもたらす〈バタフライ・エフェクト〉を主題とした歴史改変の物語と言えるかと。
この辺りの伊坂には初期のようなカチッとしたプロットをあえて排除して全体の一部だけを描くような作品が幾つかありますね。
本作は①と②で描かれる事象・違和感を③で説明する構成。
作品内のある人物の言葉を引用すると〈これが、こうなります〉と云うお話。
何を言ってるのかよく分かりませんねw
話の関連性を追っかけて③を読むと全体像が浮かび上がる感じです。
各話に散りばめられたアイテムを拾い集める楽しみのある作品かと。
ちょっと違いますけど映画『12モンキーズ』を彷彿させるかな。
タイムトリップやパラレルワールド系がお好きな方はご一読してネット等の考察をご覧になってみてくださいw
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では、また。


