昨年度末に早期退職制度を利用して退職し、セミリタイア生活に入りました。
これまでのんびりした生活を送る一方で、「生活の張り」みたいなものは全く感じない日々となっています。
パワハラとかがあって人間関係に特段の嫌気がさしたと云うことはなく、従事する業務自体に意義を見出せなくなったことから早期退職に至ったわけですが、在職中に重い身体を引きずって出勤していたのはやはり周りの同僚に迷惑がかかると云う意識があったからでしょう。
そこには他者に対する自分自身のいくばくかの必要性を認識していたわけで、それは日常生活にある種の「張り」をもたらしていたと思います(ストレスを伴うものではありますが)。
セミリタイア生活に入り現状誰からも必要とされていない状態になると、ふと虚無感みたいなものに襲われることがあります。
早期退職を後悔しているわけではありませんが、この虚無感はなかなかに厄介なものかもしれません。
虚無感に囚われた時に、「タナトス」に魅入られ発作的に命を絶つことはあり得る話です。
人は忙し過ぎても、暇過ぎてもヤバい生き物なのではないかと。
40代で早期退職すると云う一般常識から外れた決断をしたことはある種「快感」なのですが、所詮ただ凡庸な自分のままでいることに変化はなく、アイデンティティ・フラストレーションは感じざるを得ません。
青春パンクロックぢゃあるまいし、今更己の凡庸さを嘆いてもしょーがないのですがねww
「タナトス」に誘惑された時は、「持ってる金を使い切るまでは死なねーよ」と言ってその誘惑には乗らないようにしますww
では、また。