2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、所蔵の小説を読み直しております。
2012年発表作品。
文庫の新装版が出てますね↓
自分と同世代の作家では一番お気に入りの伊坂先生。
発表順に作品を再読してます。
本作は伊坂らしい寓話的で奇妙な物語。
異なる世界に紛れ込んでしまった〈私〉が人語を解する〈猫〉から聞かされるお話。
そこには戦争と支配がありそれによりもたらされる悲劇が。
異世界ファンタジーと言ってよい作品ですけど現実世界を投影しており啓蒙的要素も。
描かれる異世界での猫と鼠の関係性はそのまま現実世界の大国と小国に置き換えることも出来て。
表題にある〈クーパー〉とは作品世界内で討伐すべき怪物として認識されているものなのですが実は・・・
物語は終盤にその世界を揺るがすドンデン返しがあります。
〈クーパー〉の正体も含めてご一読してご確認くださいw
では、また。

