早期退職して始めたセミリタイア生活が4年目に突入している私です。
地元県で暮らしながら週に二日都内で仕事をしております。
時間はあるセミリタイア民ですのでAmazonプライム・ビデオで映画をよく見たり(B・C級ホラーやSFが好物)。
今回はスティーヴン・キング原作の「シャイニング」とその続編「ドクター・スリープ」を再鑑賞。
ホラー映画の金字塔「シャイニング」とその約40年後を描く「ドクター・スリープ」ですね。
①「シャイニング(1980年)」
コロラド州にある冬季は閉ざされてしまうリゾートホテル〈オーバールック・ホテル〉の管理人として雇われた一家(作家である夫・妻・息子)が体験する恐怖を描く本作。
徐々に正気を失って愛する妻と幼い息子を襲うジャック・ニコルソン演じる夫がヤバすぎますw
言ってしまうと〈幽霊屋敷〉の話なんですけど、キューブリックの作る映像には惹きつけられますねぇ。
キー・ビジュアルでもあるエレベーター前の血の洪水と双子の少女の幽霊は映画史に残る名場面ですな。
タイトルの〈シャイニング〉はテレパシーや幻視なんかが出来る超能力の呼び名。
一家の幼い息子・ダニーにはこの能力があるのですが、父親の暴走を止めるのにはほぼほぼ役に立ってないすね。
ダニー役の子役はほんと可愛い顔してます(その後は俳優業を継続しなかった模様)。
しっかし、ジャック・ニコルソンの顔芸はすごいですね。笑けて来ますw
原作と乖離した内容でキングがキューブリックに激怒したことを差し引いてもホラー史に残る怪作かと。
②「ドクター・スリープ(2019年)」
前作で受けた心の傷を抱えたまま大人になったダニーをユアン・マクレガーが演じる本作。
40年ぶりに続編映画が制作されるのは珍しいケースですね。
〈シャイニング〉を持つ子供達を襲いその生気を吸うことによって半不老不死を手に入れているカルト集団と大人ダニーの闘いを描いています。
前作では曖昧な扱いだった〈シャイニング〉と呼ばれる超能力が物語の核となっていますね。
前作のオマージュと思しきシーンがちょくちょく出て来ますし、最終決戦地はあの〈オーバールック・ホテル〉になっていますね。
前作とは趣きがかなり異なりますが、これはこれで楽しめる作品かと。
カルト集団のリーダーを演じるレベッカ・ファーガソンが良いす。
スティーヴン・キングの小説は割と読んでいるのですが、この2作品の原作は未読なんす。
死ぬまでには読めたらなとw
では、また。


