早期退職して始めたセミリタイア生活が3年目に突入している私です。
地元県で暮らしながら週に二日都内で仕事をしております。
時間はあるセミリタイア民ですのでAmazonプライム・ビデオで映画をよく見たり(B・C級ホラーやSFが好物す)。
暇に任せてメジャー・タイトルのシリーズ作品を一気見することも。
今回は「300〈スリーハンドレッド〉」シリーズ2作品を再視聴。
2本なので一気見と云うものでもないですねw
一作目はかなり好きな映画です。
シリーズ2作品のタイトルと公開年は以下の通り。
①「300〈スリーハンドレッド〉(2007年)」
フランク・ミラー原作のグラフィック・ノベルを元にザック・スナイダーが映像化した本作。
舞台は紀元前480年、歴史上名高いテルモピレーの戦い。
古代ギリシアの都市国家スパルタの王レオニダスと僅か300名の兵士がペルシア王クセルクセス率いる百万の軍勢を迎え撃つ激闘が描かれます。
とにかく映像はスタイリッシュでクール。
古代世界での血飛沫舞う肉弾戦に圧倒されます。
ある残虐シーンはテレビ放送ではカットされてましたね。
ペルシア軍はほぼモンスターみたいな軍団w
ジェラルド・バトラー演じるレオニダスがマジでカッコいいす。
ロドリゴ・サントロがクセルクセスを怪演。
世界史でチョロっと学んだテルモピレーの戦いがこう云ったエンタメに昇華するとは。
ギリシアが〈善〉でペルシアを〈悪〉とする欧米人の鼻につく歴史観はとりあえず置いておいて、一つの物語として十分楽しめる作品なのでは。
②「300〈スリーハンドレッド〉〜帝国の進撃〜(2014年)」
ノーム・ムーロ監督
前作の続編と言うよりは前作と同時期の出来事を並行的に描いた作品。
ザック・スナイダーは製作・脚本で参加。
ギリシア都市国家アテナイとペルシア軍の海戦がメインで描かれ、クライマックスはこれも歴史上名高いサラミスの海戦。
主人公はアテナイの将軍テミストクレスなんですけど、演じるサリバン・ステイプルトンがイマイチ弱いんすよね。
それよりもペルシア海軍の女性司令官アルテミシアを演じたエヴァ・グリーンの存在感が上回ってます。
過酷な生い立ちからギリシア人でありながらギリシアに復讐を誓ったアルテミシアを身体を張って熱演。
前作同様血飛沫舞う映像なんですけど監督が代わってスタイリッシュさは損なわれたような。
前作から継続して登場する人物の来歴や末路なんかも描かれていてファンは楽しめます。
しかし、紀元前から連綿と続く人間同士の争いをいまだに止められない人類は救いようがないすわw
では、また。