早期退職して始めたセミリタイア生活が3年目に突入している私です。
地元県で暮らしながら週に二日都内で仕事をしております。
昨日は映画「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」を観て来ました(TOHO CINEMASの水曜日割引利用)。
DCコミックス「バットマン」に登場するスーパーヴィラン・ジョーカーの誕生過程を新たな解釈で描き出した「ジョーカー」。
社会的疎外感や孤独感から悪へと堕ちていくジョーカーことアーサー・フレックの姿はちょっと間違えば自分にも起こり得るかもしれないと近年に観た映画の中では一番自分に刺さりました。
本作はその続編です。
*写真は公式HPより拝借
前作に引き続き監督はトッド・フィリップス。
ジョーカー/アーサー役は前作で凄まじい演技を見せたホアキン・フェニックスが続投。
副題の〈フォリ・ア・ドゥ〉はフランス語で〈二人狂い〉と云う意味みたいす。
重要な役でDCコミックスでお馴染みスーパーヴィランのハーレイ・クインの原型となるリーと云う女性が登場。
同役にレディー・ガガがキャスティングされています。
前作における複数殺人により閉鎖精神病棟に収監されているジョーカー。
そこでの音楽セラピー教室で出会うリーとの関係を縦軸に、殺人罪裁判の法廷劇を横軸にして物語は展開します。
これがけっこうミュージカル調な部分が。
なるほど、レディー・ガガがキャスティングされたわけだ。
二人の存在感はさすがです。
社会に不満を持つ一般市民の代弁者としてカリスマと化したジョーカーが野に放たれリーがハーレイ・クインに変貌するのかと思いきや、物語は意外な結末へ。
うーむ、そう来ますか・・・
〈二人狂い〉の二人を〈ジョーカーとリー〉と捉えることはもちろん出来るのですが、自分的には〈ジョーカー/アーサー〉で二人と云う見方も出来るのかなと。
観たばかりでまだ咀嚼出来てませんが、一作目のインパクトには及ばない感じでした。。
一作目を予習の上、本作もご鑑賞ください。
では、また。