2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、所蔵の小説を読み直しております。
今回は阿部和重・伊坂幸太郎「キャプテンサンダーボルト」。
2014年発表作品。
自分と同世代の作家では一番お気に入りの伊坂先生。
発表順に作品を再読してます。
本作は阿部和重との共作。
阿部和重先生の作品は一つも読んだことがない私w
本作は場面毎に交互に書きつつお互いに文章に手入れをして完成させたみたいですね。
謎の感染症をめぐる陰謀に巻き込まれた少年時代からの友人二人が繰り広げるサスペンス・ミステリー。
けっこうな大風呂敷を広げた筋書きですが自分は好きなジャンルす。
一気読み必至ってやつすね。
物語は宮城・山形を舞台に、謎の感染症・蔵王の御釜(五色沼)の水・終戦間際のB29墜落事故・公開中止になったヒーローもの特撮映画などなどが複雑に絡み合って展開します。
いわゆるバディもので、同じ少年野球チームに所属していた二人の掛け合いも読みどころ。
作品全体から浦沢直樹の『20世紀少年』を彷彿させます。
人生の崖っぷちに追い込まれた二人は野球のように一発逆転を起こすことが出来るのか。
感染症を扱う物語なのでコロナ禍を経ての再読はまた違った感慨を持ちました。
冒険活劇なので気楽に読むことも出来ますよ。
ご一読を。
では、また。


