早期退職してセミリタイア生活を送っている私です。
1973年生まれのブログ主が想い出のあるCDアルバム(主にHR /HM)を聴き直し。
今どきCDやてw
今回はHELLOWEEN「Keeper of the Seven Keys: Part II」。
1988年リリース作品。
HELLOWEEN(ハロウィン)は1984年から活動するドイツのヘヴィメタルバンド。
スペルをHALLでなくてHELLにしているのがヘヴィメタルっぽいすね。
日本にハロウィン文化が定着する前から同バンドを通じてお化けカボチャのキャラに親しんでますw
ドイツメタル界の重鎮カイ・ハンセンにより結成された同バンド。
ヘヴィメタルはその音楽性により様々にジャンル分け出来るところ、その出身地域によって分ける場合もあります。
ドイツ出身のヘヴィメタルバンド群を〈ジャーマンメタル〉と呼ぶジャンルに分類することがあるのですが、HELLOWEENはその嚆矢にして音楽性を決定付けたバンドかと。
その音楽性は〈メロディアス・スピード・メタル(略称メロスピ)〉と呼ばれるジャンルに分類出来るもので(ジャンルジャンルうるせーなw)、ジャーマンメタル≒メロスピの構図も成り立ちます。
基本的に英語詞で歌われるジャーマンメタルですが、欧米での人気はイマイチもその音楽性が日本人の琴線に触れ本邦では好調なCDセールスを記録し1990年代後半くらいまで隆盛を誇りました。
ブログ主も高校・大学時代にハマりました(時代的に輸入盤にはまだMADE IN WEST GERMANYなんてのもありました)。
本作「Keeper of the Seven Keys: Part II」は同バンド3枚目のフルアルバム。
ハイトーンヴォーカル・ツインギター・ツーバスドラムで紡がれる楽曲はジャーマンメタルの定型と言えます。
クラシック音楽の要素を取り入れるのもその特徴かと。
オリジナル版CDの収録曲を↓
#01 『Invitation』
#02 『Eagle Fly Free』
#03 『You Always Walk Alone』
#04 『Rise and Fall』
#05 『Dr.Stein』
#06 『We Got the Right』
#07 『March of Time』
#08 『I Want Out』
#09 『Keeper of the Seven Keys』
#10 『Save Us』(ボーナストラック)
#1のシンフォニックなインストナンバーから破壊力ある#2に入る流れはトリハダもの。
#4みたいな少しコミカルな曲も悪くないす。
#7はイントロとコーラスパートが秀逸。
#9のアルバムタイトルチューンは壮大な長尺の楽曲となっています。
うん、本作はやはりジャーマンメタルを代表する名盤ですねぇ。
当時は同バンドの新譜が出る度に来日公演に参戦してました。
カイ・ハンセンの出身地であるドイツ・ハンブルクにも行ってみましたしw
バンドはメンバーチェンジやリユニオンを繰り返しながら現在でも活動中の模様。
本作は今年リマスター版がリリースされてるみたいす↓
最近のメタルシーンには疎くなってしまいジャーマンメタル勢もどーなっているのかよく分かりませんが、活躍している後継バンドも少なからずあるみたいです。
ちとマニアックな記事となり申し訳なしw
では、また。