2022年3月末に26年間勤めた国家公務員を早期退職しセミリタイア生活に入っておりますが、20年以上前に買ったこんなTシャツを未だに持ってます↓
なかなか粋な台詞がバックプリントされているこのTシャツは一時期よく着用していて、お店の人とかに「会社には着て行けないね〜w」と言われたりしてました。
この「こんな会社、辞めてやる。」と云う台詞はプロレスラー・藤波辰巳(現・辰爾)が残した名言として昭和プロレスファンにはお馴染みのもの。
時は1984年2月3日、藤波選手は札幌中島体育センターにおいて当時名勝負を繰り広げていた長州力とのシングルマッチが組まれていたところ、長州選手が入場時に藤原喜明と云うレスラーに襲撃され血ダルマとなり試合が不成立になる事態に。
会社側が仕組んだとされるこの演出によって試合を台無しにされた藤波選手は激昂し、黒の試合パンツ一丁で雪の札幌の街に飛び出して件の台詞を吐いたと言われています。
「雪の札幌テロ事件」として藤波選手の名言と共に昭和プロレス史に深く刻まれているものですw
藤原喜明はテロリストとして名を馳せブレイクを果たすもその後に会社(新日本プロレス)を離脱、長州力も他の多数の選手と会社を離脱することになり、皮肉にも「辞めてやる」といった藤波選手が会社を支えて行くこととなりました。
自分は残念なことに自分の仕事を好きになれず、「辞めてやる」と云う気持ちを常に抱えていたことからこの台詞の入ったTシャツを長年所持して来た気がします。
周りの人が良かったことや、しっかりした身分保障に未練があったことから辞めるまでに26年もかかってしまいましたがww
ちなみにTシャツの前面はこんな感じです↓
今般無事に「辞めてやる」ことが出来ましたので、このTシャツはメルカリで売ろうかなww
では、また。