「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない 。何かを得るためにはそれと同等の代価が必要になる」
漫画「鋼の錬金術師」の台詞でお馴染みの「等価交換の原則」ですが、あらゆる事象にも適用できると思います。
私のような国家公務員の早期退職に適用してみると、
得たものは、
①圧倒的な自由な時間
②仕事により被る肉体的・精神的ストレスからの解放
③全ての事柄の自己決定権
といったところでしょうか。
支払った代価は、
①安定的な雇用及び収入・社会保障
②社会的信頼を得られる身分
③職場と云うコミュニティ
の喪失になりますかね。
まだ早期退職して1ヶ月も経過していない現在において、上記について実感はあまりない状態です。
最後の人事異動によって何の地縁・血縁もない土地にやって来て半年経ちますが、早期退職後もとりあえず住み続けています。
現在なんらコミュニティに所属してなく、支払った代価・③の喪失については少し寂しさを覚えてもいます。
ただ、同時に無所属であることの清々しさも感じています。
早期退職と云う今回の決断が、果たして等価交換であったかどうかはこれからの生活で結論が出るのでしょうね。
では、また。